アレルギーの種類と特徴

アレルギーには色々と種類があります。植物アレルギーや動物アレルギー食物アレルギーなどアレルギーによって出る症状が異なります。アレルギーが出る人、出ない人にはどのような違いあるのでしょうか・・・?

アレルギーの原因となる動物や食物のイラスト

アレルギーが出やすい人と出ない人の違い

血液検査の値が低いのに、アレルギーが出やすい人がいます。それに対して検査値が高くても、症状がほどんど出ない人もいます。このようにアレルギーの出やすい人と出ない人には、どんな違いがあるのでしょうか。まず第一に考えられるのは、アレルギー源を体に取り込んでいるかどうかです。例えば、ハウスダストアレルギーの人なら、まめに掃除をする、花粉症の人ならマスクをつけるなど、アレルギー源を体の中に取り込まないちょっとした工夫が症状を軽くします。次に考えられるのは、規則正しい生活を送っているかどうかです。睡眠不足があったり、食生活が偏っていたりすると、症状が出やすくなります。特に食生活は重要なポイントで、腸免疫を整えるために毎日乳酸菌を摂ったり、DHAやEPAなどの魚油を積極的に摂ると、アレルギーが出にくくなります。更に考えられるのは、ストレスがあるかどうかです。ストレスがあると、アレルギーの症状は悪くなります。ですから適度なストレス解消は、症状を抑えるための重要なポイントです。また、女性の場合、日々女性ホルモンの分泌量に変化がありますので、症状が出やすい時期と出にくい時期があります。特に生理前の時期は、症状の出やすい時期なので、食生活や日常生活に気を配り、快適に過ごすことが症状を抑えるポイントです。また、思春期や更年期など、女性ホルモンの分泌量が大きく変化する時期も、症状が出やすくなりますので注意が必要です。最後に、薬を飲んでいるかどうかは、症状の出やすさに最も違いが出るポイントです。最近では眠くなりにくい薬や、1日に1錠飲むだけでよい薬など、生活に支障をきたすことなく飲める薬もたくさんありますので、お医者さんや薬剤師さんに相談してみるのもよい方法です。以上アレルギーが出やすい人とそうでない人の違いをまとめました。無理なくできる方法を見つけて、少しでも快適な生活が送れるといいですね。

アレルギー反応が出るのは免疫反応のエラー

人間の体には「免疫」という防衛システムがあり、外からウイルス・細菌といった異物が侵入してきた時に体内に「抗体」が生成されて、侵入者を攻撃しようとします。インフルエンザなどさまざまな感染症の予防接種は、このシステムを利用して体内に免疫を作り感染を防ぐという方法です。この免疫システムというのは生きていく上でとても大事な仕組みなのですが、体に害を及ぼさない侵入者に対しても有害な異物と認識し過剰反応してこの免疫システムが激しく攻撃、結果的に人間の体にとって良くない症状を引き起こしてしまうことがあります。これがアレルギーです。防衛システムであるはずの反応が、自らに不都合な症状を引き起こしてしまうことを「アレルギー反応」と言います。免疫反応のエラーであるアレルギー反応を引き起こす原因物質「アレルゲン(抗原の一つ)」はさまざまの種類が多くあり、良く知られているスギ花粉をはじめ、各種花粉、ハウスダスト、ダニ、食物、薬物などがあります。これらのアレルゲンが体内に侵入すると「IgE抗体」と呼ばれるタンパク質が生成され、臨戦態勢で皮膚・粘膜のマスト細胞表面に潜みます。一度抗体が作られた後、再度同じアレルゲンが体内に侵入し「IgE抗体」に気づかれて結合すると、マスト細胞内のヒスタミン等化学物質が滝のように放出され、かゆみといったアレルギー反応の症状が出てくるのです。一度体内において生成された抗体は、免疫の役割を果たすべく、長い間なくなることはありません。そのため、こういった免疫反応がエラーとして出るアレルギー反応の場合もその症状が長年続きやすくなり、アレルゲンにさらされるたびにアレルギーの症状が起こるのです。

アレルギーで危険な症状とは

私たちの体には免疫と呼ばれる機能が備わっています。この免疫は、体に対して害をもたらすと認識した物質に対して攻撃をしかけ、その物質を消滅させるように働きます。こうした免疫が働いているからこそ、私たちは菌やウイルスに負けることなく生きていることができると言うわけです。しかしこの免疫は、体に対して害をもたらさないものを、体に対して害をもたらすものであると勘違いしてしまうこともあります。どうしてこのような勘違いが発生するのか、そのメカニズムは未だ明らかになっていませんが、このような勘違いによって引き起こされる症状のひとつがアレルギーです。アレルギーの原因物質は様々ありますが、いずれも体に対して有害性がないものがほとんどです。しかし免疫がそれを有害であると勘違いして攻撃してしまうために、様々な症状が引き起こされると言うのがアレルギーのメカニズムです。アレルギーで引き起こされる症状としては、喉や鼻腔内、口腔内などの粘膜の痒みや腫れ、瞼や皮膚の痒みや腫れ、じんましん、喘息のような呼吸困難などが挙げられます。そして更に危険な症状としては、アナフィラキシーショックが挙げられます。これはアレルギー症状により体の複数の臓器に、同時にその影響が出てくる状態のことです。そのため早期の段階で適切な処置を施さないと、そのまま命の危機に直結することもある、とても恐ろしいアレルギー症状です。特に食べ物などの直接、体内に摂取するものを原因としたアレルギーに起こりやすい症状とされています。また蜂毒や医薬品などでも、比較的、起こりやすいとも言われています。最初は軽症だったのに徐々に症状が進行していき、アナフィラキシーショックが引き起こされていくと言うこともあるので、その点に関しても注意が必要です。