アレルギーには色々と種類があります。植物アレルギーや動物アレルギー食物アレルギーなどアレルギーによって出る症状が異なります。アレルギーが出る人、出ない人にはどのような違いあるのでしょうか・・・?

アレルギーの原因となる動物や食物のイラスト

ピーマンアレルギーでは服用する薬に注意

 ピーマンにアレルギーがある人は少なくありません。ピーマンだけでなく、赤や黄色のピーマンであるパプリカやししとうでもアレルギー症状が引き起こされることがあります。症状は一般的に、胃痛や下痢、嘔吐などの消化器系に現れるようです。子供の頃は平気でも、大人になってから急に発症するケースが多いです。また、風邪や生理のときなど、体調によって引き起こされやすくなることがあります。
 ピーマンはトマトなどとともにナス科の植物ですが、ナス科の野菜には、サポニンが多く含まれています。サポニンは豆類に多く含まれている一種の毒素で、体調の悪いときに摂取すると、腸に穴があくことで知られています。腸に穴があくと、そこから漏れ出したものの中に含まれるたんぱく質を、異物と認識した免疫細胞が攻撃態勢に入ります。それが過剰になるとアレルギー症状が起きることになります。また、ピーマンは野菜ではありますが、レクチンというたんぱく質を含んでいて、それ自体がアレルゲンになり得ます。
 ピーマンアレルギーを発症するまでの時間は、人それぞれです。食後、数分から1時間以内に発症する即時型の場合と、数時間から数日後に症状が現れる遅延型があり、症状は下痢や嘔吐のことが多いです。そのため自己判断で安易に、胃腸薬を服用することは差し控えたほうが無難です。腸に穴があいていることによるアレルギー症状の可能性もあるので、症状が重篤な場合はすぐ医療機関を受診しましょう。
 ピーマンは単独で食べることが少ないため、特に症状の出るのが遅い遅延型の場合は、原因を突き止めるのは難しいことがあります。判断するには、ピーマンを2週間食べずにいて、症状がどうなるかを見極める方法などが用いられます。